更新日 2022年2月6日
【バグ技検証のお知らせ】
「戦士に転職して、何も持たずに不思議の草原へ入ると装備なしで剣技が使えるバグあるようなので、真偽を検証して欲しいとお問い合わせがありました。
お名前やメールアドレスが未記入でしたので、ここでお礼をさせてください。 ありがとうございました。
私はこのバグを知りませんでしたので喜んで検証させていただきます。 お問い合わせには「再現性が低い」とも書かれていましたので根気よく試してみようと思います。
検証結果は後日、当サイトで公開しますのでしばらくお待ちください。
2022年2月6日
「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」は、1993年にスーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売されたダンジョン探索型ゲームです。 また、続編である「トルネコの大冒険2」、「トルネコの大冒険3」がリリースされています。
いわゆるレトロゲームですが、今なお人気があり、YouTubeなどにもプレイ動画がアップされ続けています。 昔のゲームなので、写真のような綺麗なグラフィックではありませんが、漫画家の鳥山明さんのバードスタジオが描く親しみやすいキャラクターのおかげもあって、アニメらしらの残るグラフィックは今でも十分に楽しめます。
また、反射神経は必要ありませんので、自分のペースでじっくりとプレイすることができ、普段はあまりゲームをしないライトユーザーにもお薦めできる作品です。 このシリーズには、「1000回遊べるRPG」という大袈裟なキャッチコピーが書かれていますが、ホントにそれくらいハマってしまうスリル満点の名作です。
主人公のトルネコは、1990年に発売された「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」で勇者と共に世界を救うメンバーの一人でした。
トルネコ自身は、戦士や魔法使いといった花形ではない「武器商人」というマイナーな職業で、決して強くはありません。 しかも、妻子持ちの中年男性です。ヒーローらしからぬ愛らしいキャラクター(ヒゲ&おなかポッコリ)で多くのユーザーに愛されました。
このトルネコの大冒険は、ドラゴンクエスト4の数年後の後日譚として語られますが、ドラクエ4をプレイしていなくても大丈夫。 一作目の不思議のダンジョン(初代トルネコ1)のオープニングでは当時のストーリーを説明してくれるので、話についていけずに寂しい気持ちになることはありません。
プレイヤーは主人公トルネコを操り、アイテムを駆使しながらダンジョンを奥へ奥へと降り進み、深層にある宝物を持ち帰ることがこのゲームの目的です。 チャレンジする度に毎回、ダンジョンの地形が変わるため「不思議のダンジョン」と名付けられました。
宝物を持ち帰る以外にも、お金を貯めて自分のお店を大きくしていくといった楽しみもあります。 妻のネネや息子のポポロと一緒にお店を大きくするという夢があるのです。 トルネコがダンジョン内で拾った不要なアイテムは、商売上手の妻ネネが売ってお金を貯めておいてくれます。
ただし、一度ダンジョンに入ると簡単には脱出できません。様々なモンスターや罠がトルネコに襲い掛かります。 もし、ダンジョン内で倒れてしまうと、せっかく拾ったアイテムやお金は全て失ってしまうでしょう。 「無事に生還すること」が一家の大黒柱に与えられた使命なのです。
このゲームの特徴は、主人公のトルネコが倒されるとレベルが1に戻され、アイテムやお金も全て失われてしまうことです。 他のRPG(ロールプレイングゲーム)だと、倒されたとしても経験値やアイテムは残りますが、このゲームでは全てが無くなってしまうため、そのスリル感が多くのユーザーを虜にしてきました。
続きはゼロの状態からの再チャレンジとなりますが、プレイヤー自身が成長するため、プレイする度に少しずつ上手になっていきます。 多くの選択肢から、「この場面では、コレが最適」といった行動がとれるようになったり、もしものために「このアイテムは温存しておこう」といった準備ができるようになるのです。
「トルネコの経験値ではなく、プレイヤー自身の経験値が試される」そんなゲームです。
シリーズは、1993年に第一作目(トルネコ1)がSFC(スーパーファミコン)用ソフトとして発売され、徐々に人気に火が付き、多くのファンから続編を望む声が上がりました。
その声に応える形で、1999年にPS(プレイステーション)用ソフトとして続く第二作目が発売されました。 ハードの進化に応じて仕掛けやアイテムなどの種類も増し、戦略性も多彩なものに進化しています。 操作性も改善され、より快適にプレイすることができるようになりました。
また、2002年にシリーズの第三作目がPS2(プレイステーション2)用ソフト発売され、トルネコ以外にも、息子のポポロでプレイできるようになりました。 さらに多彩な戦略性とストーリーが用意され、多くのYouTuberがプレイ動画をアップしています。
1993年にスーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売された本シリーズの第一作目です。 「初代トルネコ1」とも呼ばれており、二作目や三作目と比べると非常にシンプルな内容ですが、その分、初めて不思議のダンジョンをプレイする方にはオススメです。
ただし、シンプルですが易しくはありません。 シンプルなのでルールを覚えやすい反面、所持できるアイテム数が少なく、武器や防具の強化も限定的です。 初心者から上級者まで遊べる作品になっています。
残念ながら任天堂のバーチャルコンソール(アーカイブス)などで販売されていないため、Nintendo Switchや3DSなどでプレイすることができません。 2017年に発売されたニンテンドークラシックミニにも収録されませんでした。 これほどの名作が収録されなかったのですから、版権など大人の事情があるのでしょう。
プレイするためにはカセット(カートリッジ)とスーパーファミコン本体が必要になります。 スーパーファミコン自体は丈夫な機体ですので、友達や親せきが持っていれば貸してもらいましょう。 ただ、初代トルネコ1は発売されてから20年以上経過しています。 カセット内の電池が消耗し、セーブができないケースが多くなっています。
これからプレイするのであれば、レトロフリークでプレイする方法がオススメです。 レトロフリークはスーパーファミコン本体の代わりとなるゲーム機(互換機)で、電池切れのカセットでもセーブができる機能が備わっていますし、HDMI接続なのでスーパーファミコンよりもキレイな画質で楽しむことができます。
本シリーズの二作目から、「ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン」という名称になり、ドラクエのスピンオフとしての位置づけが強調されました。
ハードがスーパーファミコン(SFC)からプレイステーション(PS)へ移り、グラフィックやサウンドの向上はもちろんのこと、アイテムやモンスターの種類も増えています。 トルネコは本業の商人以外にも、戦士や魔法使いといった花形職業に転職することができるようになって、ダンジョンを探索できる楽しみも増えました。
また、一作目でプレイヤーが感じていた不満点(操作性など)や、分かりにくい点が改善され、初代トルネコ1よりも多くのアイテムを所持することも可能になり、シリーズ屈指の完成度と評価されています。
1999年にプレイステーション(PS)版が、2001年にはゲームボーイアドバンス(GBA)版が発売されました。 また、北米でも2000年に「World of Warrior : TORNEKO : The Last Hope」というタイトルで発売されています。 北米版のパッケージ画像はイラストではなくリアルな写真が使われており、ホラーゲームのような印象です。
トルネコ2はPSソフト(ディスク)なので、PS2やPS3でもプレイ可能です。 PS3なら現役で使っている方もいるかもしれません。 テレビとHDMIで接続できるのでPS2よりもキレイな画質でプレイすることができますし、メモリーカードも不要なので両方を持っているのであれば、PS3でプレイする方法がオススメです。 残念ながらPS4ではプレイできませんでした。
ストーリーは初代トルネコ1の半年後という設定で、多くの登場人物が再登場します。 制作側もトルネコ2から始めるプレイヤーに配慮して作っているようで、前作をプレイしていないと理解できなような作りではありません。 2から始めても十分に理解できると思いますが、興味のある方は1からプレイしてみてはどうでしょう。
この攻略サイトでは、「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」シリーズ三部作を丁寧に説明していきます。 ストーリー上のネタバレはしない方針ですので、興味のある方は実際にプレイしながら楽しんでみてください。
武器や防具の性能や、アイテムやモンスターの詳細など、安全にプレイを進めるためのデータを更新していきます。
なお、「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」はチュンソフト(現:株式会社スパイク・チュンソフト)、及び、エニックス(現:株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス)の著作物です。 当攻略サイト内で使用する画像には(C)マークが入りますので多少見づらくなってしまう点はご理解ください。