更新日 2023年2月1日
タクティクスオウガリボーンではストーリー分岐や仲間になるなど、大事な選択肢がありますが、その中でもカチュアが生存・死亡に関わる選択肢もあります。 生きていればカチュアが専用クラスで加入し、逆の場合はデニムが専用クラスへ転職することができるようになります。
どちらが良いかはプレイヤー次第ですが、不本意な結果にならないようにカチュアの生存と死亡に関わる選択肢をまとめました。
まずカチュアの生存に関する選択肢ですが、第4章の序盤・バンハムーバの神殿と中盤のバーニシア城で発生します。
バンハムーバ | バーニシア① | バーニシア② | 生死 |
---|---|---|---|
1.それだけはできません | 1.置き去りにしたわけじゃない | - | 自害 |
2.たしかに置き去りにしたよ | 1.僕は姉さんを愛している | 生存 | |
2.僕は姉さんと離れたくない | 自害 | ||
2.それも仕方ありません | 1.置き去りにしたわけじゃない | 1.僕は姉さんを愛している | 自害 |
2.僕は姉さんと離れたくない | 生存 | ||
2.たしかに置き去りにしたよ | - | 自害 |
最初の選択肢は、バンハムーバ神殿をクリアした後に発生するモルーバとの会話イベント。 モルーバからカチュアと戦うことはできるかと問われます。
この選択肢でカチュアがバーニシア城で参戦するかどうかが決まります。 どちらを選んでもバーニシア城の選択肢を誤らなければカチュアを生かすことができますが、選択肢の組み合わせが変わるため注意が必要です。
モルーバの問いに「それだけはできません」を選ぶとタルタロスの制止を無視してバーニシア城で敵として参戦し、「それも仕方ありません」選ぶと戦闘には現れません。
カチュアを参戦させない方が戦死のリスクがないので、やや難易度は下がりますが積極的に前線にでてくるタイプではないので、こちらから攻撃をしなければ生かしておくことは難しくありません。
モルーバの問いはどちらを選んでも問題ありませんので、もし迷った場合は可能性を狭めないように「それだけはできません」を選択しましょう。
タクティクスオウガリボーンには主人公の行動によってさまざまな称号が得られますが、カチュア関連の選択肢では3パターンの称号があります。
「王女を救いし英雄」と「悲運の英雄」は普通にプレイしていれば自然と得られる称号ですが「王女殺し」はバーニシア城に参戦させて倒す必要があります。
カチュアが生きていれば第4章の後半で仲間にすることができます。 カチュアの専用クラス「プリンセス」はオートスキルが強い最強クラスの魔法使いです。
カチュアが仲間にいれば戦闘を有利に進めることができますし、エンディングも全く違うものになります。 つまり、グッドエンドにはカチュアが生きていることが条件になります。
また、エンディングを見た後のコンテンツ「真の騎士」もカチュアが生きていなければ進めることができません。 真の騎士は聖騎士ランスロットを仲間にすることができるエピソードなのでタクティクスオウガのプレイヤーなら誰しも興味があるでしょう。
カチュアの生存ルートのデメリットはデニムが専用クラスの「ロード」になれない点です。
逆に、カチュアを死亡させてしまった場合は主人公のデニムが専用クラス「ロード」になることができます。 カチュアのプリンセスを取るかデニムのロードを取るかの選択になるわけです。
ロードはステータスが高く、デニムがそれまでに経験したクラスのスキルが全て使えるという特殊なクラスです。 例えば、テラーナイトの経験があれば敵に恐怖を与えることができます。
エンディングは気持ちの良い終わり方ではないので、できればカチュアの生存ルートと死亡ルートの両方を楽しんでみてはどうでしょう。
カチュアの生存に関しては、たとえ不本意な結果だったとしてクリア後に追加されるWORLDの機能を使えば途中からやり直すことができます。 ゲームを最初からやり直す必要はありません。
まずは、第4章の最初のアンカーポイントへ飛び、バハンナ高原、ブリガンテス城、ヘドン山、バンハムーバ神殿と流れに沿ってストーリーを進めましょう。 まだアゼルスタンを仲間にしていなければヘドン山を攻略する前に港町オミシュのイベントを済ませておきます。
バンハムーバ神殿で魔術師シェリーと戦った後、大神官モルーバと会話イベントになります。 この会話の中で選択肢があり、カチュアと戦う覚悟はあるか問われることになるので先述した選択肢を見ながら進めていきましょう。
生存ルートと死亡ルートを両方通ることで、デニムをロードにして、カチュアを仲間にすることができます。
第4章でカチュアを仲間にすると専用クラス「プリンセス」になります。 ちなみに第1章でゲスト参加していたときは「プリースト」、バーニシア城で敵対しているときは「ダークプリースト」でした。
カチュアを仲間にするとプリーストやダークプリーストへクラスチェンジすることも可能です。 3つのクラスの特徴を簡単にまとめると、
割と多くの魔法が使えますが、闇系魔法や忍術などは全く使えません。 ヒール系は使えるけどリザレクションが使えない、ファイアストームは使えるけどスパークスフィアは使えないなど万能ではありません。
武器に関しては短剣や片手剣、片手斧、鞭などを装備することもができますが、力が強いタイプではないので素直に杖が向いていると思います。 盾は装備できませんが、軽い兜や鎧なども装備できるので前線にも出ていけます。
味方へのサポート能力が高く、周囲2パネル以内にいる全ての仲間のマイナス効果(毒や麻痺など)を治す「王女の気まぐれ」という固有のスキルを持っています。
周囲2パネル以内の仲間のLUKを上昇させる「ラッキースター」という固有のオートスキルがあり、仲間のクリティカルやスキル発動率を上げることができる唯一のクラスです。
イクソシズムは使えませんが、スキルに同じ効果の「聖水」があるのでアンデッド対策には困りません。 しかも、ラスボスが多用するブラスフェミーを解除できる「アブソリューション」も持っているのでラスボス戦でも有用です。
スペシャリストではないしオールマイティでもありませんが、いるだけで戦況を有利に進めることができるという点においては最強のサポート要員と言っていいでしょう。
闇系魔法の使えないプリンセスに対して、ダークプリーストは闇系の魔法使いです。 代わりに光系魔法は使えません。 他の魔法はプリンセスと同じ。
スキルは周囲2パネル以内にいる全ての敵に呪いと毒を付加する「アイアンメイデン」や周囲2パネル以内にいる全ての敵に睡眠と沈黙を付加する「ブラッディバンデージ」といったデバフ系のオートスキルを使えます。
プリンセスが仲間を強化することが得意であることと反対に、ダークプリーストは敵の能力を下げることに特化しています。 もちろん、ブラスフェミーを打ち消すアブソリューションも使えるのでラスボス戦も対応可。
装備に関しては軽い鎧や兜を装備できたプリンセスと違い、一般的な魔法使いと同様にハットやローブのようなものしか装備できません。
左がプリンセス、右がダークプリーストのステータスで、比較しやすいように装備を外しています。 ダークプリーストの方が魔法攻撃力が少しだけ高いものの、他はほぼ同じ能力だと分かります。
第1章のカチュアと同様に光系魔法しか使えません。 ヒール系、リザレクション、イクソシズムの他、光系の攻撃魔法のスピリットチャージやジャッジメントももちろん使えます。
スキルは他の2クラスと比べてやや貧弱で、アンデッドを除霊する「聖水」や、自分にかけられた呪いを治す「ブレイクカース」。 「聖水」がなくてもリザレクションが使えるし、呪いを解くのも自分だけで他の仲間には効きません。
ラスボス戦に有用なアブソリューションも使えますが、鎧や兜などは装備できないので守備力も高くありません。 上記の2クラスと比較すると、特にプリーストへクラスチェンジする理由は見当たりません。
結論としては、カチュアのクラスはプリンセス一択です。 もし、ダークプリーストがプリンセスと同様に兜や鎧を装備できるなら前線に出て行って敵の能力を下げるデバフ要因として運用できるのですが、装備が弱いため前線へ出すのは無理があります。
しかも、仲間へのバフは100%効きますが、敵へのデバフは効くかどうか分かりません。
魔法攻撃力のステータスはダークプリーストが最も高いものの、その差はプリンセスの長所を上回るほどではありません。 仲間の攻撃力を上げるラッキースターやデバフを解除する王女の気まぐれのオートスキルに軍配が上がります。
カチュアはプリンセスのまま長所を生かした立ち回りをしてもらうことをオススメします。