タクティクスオウガ リボーン 攻略

更新日 2022年12月25日

封印の間(ラスボス戦)

封印の間(ラスボス戦)の見出し画像

タクティクスオウガリボーンは難易度が高めといわれていますが、特にラスボス戦は非常に苦戦するはずです。 私も初見で全滅させられました。

ただ、何度かチャレンジするうちに攻撃パターンや必要なスキルが分かってくるので決して無理ゲーではありません。 ラスボスの特徴から攻略方法まで分かりやすく解説していきます。

ステージ
封印の間 ラスボス専用ステージ(第4章)
出現ルート
全ルート共通
勝利条件
ドルガルア王を倒せ!
配置可能人数
12名
推奨Lv
Lv.40
リーダーLv
Lv.43・46
ザコ敵のLv
プレイヤーと同じ
埋もれた財宝
なし

ラスボスの特徴

ラスボス・ドルガルア王 第一形態の画像

ラスボス(覇王ドルガルア)はデニムたちの分身を生み出す能力があり、ボス+分身の最大13体の敵と戦うことになります。

ただ、生み出せるのは最初の一回だけでゾンビのように無限湧きではありません。 分身たちはゾンビのように紫色っぽい外見をしていますがヒール系で回復しますし、イクソシズムも必要ありません。

それ以外にも下記のような特徴があります。

  1. ラスボスが装備しているオウガブレードという両手剣にはカウンターⅢが付いているため、ほぼ確実に手痛いカウンターをくらいます。 こちらの攻撃よりもカウンターの方が大ダメージであることも珍しくありません。
  2. デスプルーフというスキルを付けていて、毒、石化、睡眠、魅了、時間停止、呪いを完全に防ぎます。
  3. ブラスフェミーというスキルを付けていて、戦闘不能からの復活が禁止されてしまいます。 敵も味方もレザレクションや祝福の聖石などで復活ができなくなってしまうのです。
  4. リスクスキャターといスキルを付けていて、このオートスキルが発動すると次のターンまで周囲2マス以内にいるザコ敵へダメージを肩代わりさせます。

これらには対応策があるので順に解説していきましょう。 特にブラスフェミー対策を怠ると全滅させられる可能性もあります。

対ラスボスの戦略

ラスボス戦では自分たちの分身と戦うことになります。 勝利条件がドルガルア王を倒すことなので、分身たちを無視してラスボスへ攻撃を集中させる作戦も考えられます。

ただ、分身たちが積極的に迫ってくるためボスへ近づくのは一苦労です。 しかも、ラスボスは守備力も高いので必殺技で攻撃しないと、まともなダメージを与えられません。 できるだけバフカードを拾いながら必殺技に使うMPを溜める必要があるのです。

自分たちの分身が召喚されるのであれば、出撃メンバーを絞って少数精鋭で戦うという選択もありますが私はうまくいきませんでした。

失敗談「少数精鋭作戦」

主人公デニムの画像

まず、デニムを含む戦士系の4名にマジックシードを持たせて出撃してみました。 ザコ敵は相手にせず、バフカードも拾いません。 回復役を参加させていないので短期決戦になります。

1ターン目で各自がマジックシードを飲みながらボスへ近づきます。 ザコ敵が少ないので間を縫うようにして簡単に近づくことが可能です。

2ターン目は全員でボスへ必殺技を浴びせたところ、ちょうど4人目で倒すことができました。 が、当然のことながらボスが第二形態へ進化。

第二形態のボスとは連戦になるのでメンバーを追加することはできず、そのまま4人で戦うことになります。 しかも、守備力が上がっているため同じ必殺技でも半分以下のダメージしか与えられません。 全員にキュアエキスも持たせていましたが、ジリ貧のまま全滅。

この失敗談から攻撃力が全然足りていないと感じました。 やはりバフカードをたくさん拾って攻撃力を上げておく必要があります。 短期決戦では拾い集める時間がありませんでした。

また、第二形態のラスボスは広範囲の魔法攻撃をしてきますが、それらを全て4人で受けていてはHPが足りません。 たくさんのメンバーを参加させてダメージを分散させた方が良いはず。

そこで、私は最大配置数の12人で戦う作戦をオススメします。

事前準備

ラスボスの特徴で挙げたブラスフェミーとデスプルーフの対策からみていきましょう。

ラスボスのドルガルアは、ブラスフェミーという戦闘不能になったユニットを復活できなくなる特殊能力を持っています。 レザレクションや祝福の聖石が使えないのでカウントが0になると、これまで一緒に戦ってきた仲間たちが切ない言葉を残して消えてしまいます。

ドルガルアがブラスフェミーを使うと、そのバトルが終わるまでステージ全体で復活ができなくなってしまうのです。 戦闘不能の仲間にレザレクションをかけようとしても成功率が0%と表示されます。

クレリックの画像

ただ、これには対応策があって、クレリックがアブソリューションというスキルを覚えているはずです。 これを付けておけばブラスフェミーの発動中でも戦闘不能を治すことができます。

今まで使う機会のないスキルでしたが必ずクレリックに装備させておきましょう。 1体では不安があるのでアブソリューションを使えるクレリックを2名参加させます。

アブソリューションの使い方

「ブラスフェミー」と表示されたときの画像

アブソリューションはクレリックとプリースト固有のスキルで、ブラスフェミーの発動中に使用します。 発動中はフィールド画面の右上に「ブラスフェミー」と表示されているので確認することができます。

戦闘不能の仲間がいたら、まず先にクレリックがアブソリューションを自分に使用しましょう。 画面右上に書かれていたブラスフェミーの表示が消えるはずです。 あとはいつも通りに回復することができます。

それと、一度にたくさんの仲間を回復できるヒールプラスⅡもあった方がよいでしょう。 デネブのお店で購入できます。

そして、デスプルーフ。 ドルガルアはラスボスらしく毒、石化、睡眠、魅了、時間停止、呪いといった状態異常を完全に防ぐ能力を持っています。

ただ、麻痺の耐性はないのでホワイトナイトのスキル“パラライズブレード”で攻撃すれば麻痺にすることが可能です。 ミルディンとギルダスが生存していれば必ずパラライズブレードを付けて参加させます。

ホワイトナイトのミルディンの画像

ホワイトナイトは周囲の仲間のWT(ウェイトターン)を短縮できるベロシティチェンジの能力も秀逸です。 バフカードを拾わせながら能力を引き出すように戦いましょう。

また、デスプルーフに恐怖を防ぐ効果はありませんが、ラスボスであるドルガルアに怖いものなどないようです。 テラーナイトのスキル“テラーインパクト”は必ず恐怖を与える能力がありますが彼は例外のようです。

他に準備しておきたいことは…

  • 仲間にランパードフォースを装備させない

    自分たちが付けているスキルは分身である敵にも付いています。 ランパードフォースがあると移動が制限されてしまいます。 ドルガルアへ近づくためにはジャマなスキルとなるので外しておいた方が良いでしょう。
  • アーチャーに期待しない

    ドルガルアの守備力が高いのでアーチャーの弓ではダメージを与えられません。 反対に敵の弓は、こちらの守備力の低い魔法使い系には脅威となります。 平坦なステージなのでアーチャーを参加させるメリットが感じらないのです。
  • カノープスを参加させない

    飛んで移動できるカノープスは敵に回しても厄介な相手です。 守備力の高い前衛を飛び越して自陣に入ってくるので守備力の低い回復役が狙われてしまいます。 カノープスを参加させるメリットよりも敵に回したときのデメリットが大きいのです。
  • テラーナイトの亡者の嘆きは諸刃の剣

    恐怖をまき散らす“亡者の嘆き”はうまくハマれば敵を弱体化させることができますが、自陣に敵のテラーナイトが入り込んでしまうと仲間たちが震えあがってしまいます。 このステージは乱戦になりやすいので、分かっていても活かすのが難しいスキルです。

また、ドルガルアの前に立ちふさがるザコ敵を排除しながら進軍させる必要があります。 しかし、ザコ敵といっても相手は自分たちの分身で同じレベル、同じ装備なので侮れません。 唯一の違いはアイテムを所持していないこと。

こちらはアイテムの所持枠4つをフル活用すれば優位に立つことができます。 祝福の聖石やキュアエキスなどを所持枠いっぱいに持たせておきます。

上記の点を考慮してベストメンバーと思える12人を参戦させましょう。 シンプルな戦士系のクラスを多めに加えた方が戦いやすいと思います。

ラスボス攻略 第一形態

このステージのボーナスタスクに「MPを回復するアクションを実行」があると思います。 せっかくなので、このボーナスタスクをクリアしながらラスボス戦を有利に進める方法を紹介しましょう。

獅子神楽で攻撃力アップ

用意するものはマジックシードなどMPを30以上チャージできるアイテムを1つ。 “獅子神楽の舞”(自軍ユニットの直接攻撃力アップ)を唱えたいのでソードマスターを1人。 剣聖ハボリムをソードマスターで育てているなら彼が適任でしょう。

それと、ハボリムよりも先に動くことができるWTの短いユニットが1体必要です。 ただ、ハボリムよりも先に動ける人がほとんどいないので、もともとWTの短い魔獣かドラゴンを使います。

グリフォンのオブダJr.の画像

今回はグリフォンのオブダJr.君を参加させることにしました。 オブダJr.君にマジックシードを持たせておき、ハボリム先生には獅子神楽の舞の魔法を持たせておきます。

配置は中列の真ん中あたりハボリム先生とオブダJr.君を並べておきます。 開戦直後、オブダJr.君のターンが来るのでマジックシードをハボリム先生へ使いましょう。 これでボーナスタスクを1つクリアしました。

その後、ハボリム先生のターンが来たら獅子神楽の舞を唱えれば味方の直接攻撃力がアップするので序盤を有利に始めることができます。

少し補足すると、自軍のユニットが散らばる前に獅子神楽の舞を仲間にかけたいので動きの速いハボリムを選びました。

獅子神楽の舞の効果範囲の画像

また、獅子神楽の舞は術者の周囲2マス分あるのでソードマスターを真ん中あたりに配置しておくと無駄が少なくてすみます。 初期配置でもハボリムを含む10人の直接攻撃力を上げることができます。 ※左図の黄色いエリアが効果範囲

1ターン目でこの作戦が成功すればザコ敵の排除が楽になるので余計や被ダメージも抑えられるはずです。 コカトリスやグリフォンは素早いのでハボリムよりもWTが短く、この作戦には向いているのですが飛行タイプなので自軍にとっても脅威になる可能性があります。

コカトリスやグリフォンを使う場合は、第一のターゲットとして全力で倒しにいくか、魅了や石化などで無力化させながら戦いましょう。 ホワイトナイトのパラライズブレードで麻痺させてもいいかもしれません。

開戦直後

開戦時の目的は味方の強化と、ストーンサークルのような石柱を利用して自陣の確保に努めます。 できるだけ敵側のユニットが入ってこないようにして後衛の魔法使いを守る布陣を整えるのです。

自陣の配置図
多少ずれてもいいので内側に敵を入れないように

これはヒールプラスⅡで回復しやすいように並べていますが、理想通りにはならないと思います。 内側にバフカードが出るスペースが生まれるので、もう1マス広がっても構いません。

それと、ホワイトナイトを参加させることをオススメしていますが彼らがパラライズブレードを発動しているときに直接攻撃をするとカウンターで麻痺してしまいます。

パラライズブレードを発動しているホワイトナイトの画像

頭の上に麻痺追加のアイコン(+の付いたオレンジ色の麻痺マーク)が表示されているときはカウンターをもらいたくないので遠距離攻撃で対応するか別の敵を攻撃するようにしましょう。

もちろん、こちらのホワイトナイトがドルガルアに近づけるチャンスがあればパラライズブレードで麻痺させながら戦います。

敵が半分以下になるまでは石柱を利用して自陣を死守してみてください。 できるだけ攻撃を集中させて丁寧に一体ずつ倒していきましょう。

ザコ敵を全て倒せばバフカードを拾い放題になるので自陣を崩してまで拾いに行く必要はありません。 第一形態のラスボスはカウンター以外の直接攻撃はないので魔法を受けても倒されない程度のHPが残っていれば怖くありません。

ドルガルアが最後の一人になったら全員のHPを回復しておきましょう。 連戦になるのでHPが減っていると危ない状況から続きを始めることになってしまいます。 ドルガルアのHPを7割ほど削ると第二形態へ移行します。

ラスボス攻略 第二形態

ラスボス・ドルガルア王 第二形態の画像

ラスボスが第二形態へ変身するとレベルが3つ上がり、HPは約3倍、魔法攻撃力や守備力も上がっています。 攻撃方法は主に2パターン。

ウンブラ

地中から黒い魔法使いのような悪魔がでてきます。 HPダメージ+恐怖の広範囲魔法攻撃です。

エクスハラティオ

地中から卵のような悪魔がでてきます。 HPダメージとMPを0にする広範囲魔法攻撃です。 かなり広範囲に及ぶので多くのメンバーがダメージを受けます。

雄叫びⅣ

オートスキルなのでボスのターンになると自動で発動します。 3マス以内にいると麻痺させられてしまいます。

当たり前かもしれませんが、第一形態と同様にデスプルーフを持っているので毒、石化、睡眠、魅了、時間停止、呪いは効きません。 ホワイトナイトのパラライズブレードは第二形態になっても有効です。

それと、開戦直後に真後ろが崖になっている仲間がいると思います。 このステージは分かりにくいのですが、ところどころに穴が開いていて敵の攻撃を受けて落ちてしまうケースがあります。

タクティクスオウガリボーン 封印の間の画像
左下のドラグーンと右上のセイアの後ろは崖になっている

これまでと同様に、落下しないように崖っぷちに立たないようにしましょう。

開戦直後はボスを取り囲むように配置されていますが直接攻撃は数歩、届かない距離になっています。 ボスが近づいてきたら攻撃するというスタンスでよいでしょう。

クレリックはエクスハラティオでMPが0にされないように離れておきます。 ブラスフェミーがかかっていれば余裕があるうちにアブソリューションで打ち消しておくのがよいでしょう。

ラスボスの魔法攻撃は広範囲といっても全体攻撃ではないので、こまめに回復していけば何とかなります。 100ダメージとかでも構わないので少しずつ削っていきましょう。 必殺技を叩きこむチャンスが来るはずです。

バフカードも足元にたくさん出てくれるので、攻撃役にはできるだけ拾わせてみましょう。 戦士系のクラスなら攻撃力アップのバフカードを1つ拾うだけでも違いがあります。

今回の作戦では12人を参加させたのでボスの攻撃もかなり分散させることができます。 第一形態よりも楽に倒せると感じるかもしれません。

私の経験では、ラスボス戦は少人数で挑むと第二形態が厳しく、12人で挑むと第一形態が長引く傾向がありました。 ホワイトナイトとクレリックを2名ずつ入れた8~10人くらいで挑むのがちょうど良いかもしれません。

埋もれた財宝

タクティクスオウガリボーン 封印の間の画像

ラスボスステージの封印の間に埋もれた財宝はありません。

クリア後

いよいよエンディングです。 タクティクスオウガリボーンはルートごとのマルチエンディングなので、様々なエンディングが用意されています。 また、仲間に入れて、かつ、生き残ったメンバーがエンディングに登場する演出になっています。

他にも…

  1. 運命の輪WORLDの機能が追加される
  2. 民族友好度が表示される
  3. ユニオンレベルが45に上がる

WORLDの詳しい説明はゲーム本体がしてくれるので省きますが、いろいろなルート、異なるエンディングも見てみたいときに最初からやり直さなくても済む機能です。 要するにやり込み派には優しい機能で、オリジナルのSFC版にはなかった機能が追加されました。

他にもデネブを仲間にしたり、死者の宮殿をクリアしたり、やり残していることがあるでしょう。 聖ランスロットやウォーレンを救う追加エピソードもあります。 名作と言われたタクティクスオウガのリメイク版です。 永く楽しめる作品なのは保証します。

ぜひ、他のルートもプレイしてみてください。 新しい仲間や異なるエンディングが用意されています。

↑UP