魔のダンジョン

魔のダンジョンの入り方

魔のダンジョンの場所は老人の家の奥にあります。 本編をクリア後に老人の家へ行き、賢者ガシラに話しかけてみましょう。 入口は剣のダンジョンと共用で、魔法使いに転職してから行けば自動的に魔のダンジョンへ切り替わる仕組みになっています。 レミィの魔法屋で魔法使いに転職してきてください。

出現条件

本編をクリア後

場所

老人の家の裏

目的

最深部から魔法の剣を持ち帰る

特徴

35階（魔法使い限定のダンジョン）
罠あり・呪われた装備品なし・お店なし・教会なし・モンハウあり

所持品

大きなパン・中断の巻物

持ち込み

不可

商人と魔法使いの違う点

魔法使いになるには魔法屋へ行き、レミィの問いかけに「転職する」を選びます。 無料で魔法使いや戦士に転職でき、もう一度、話しかければ無料で商人に戻してくれます。 特にペナルティのようなものはないのでで気軽に転職して問題ありません。

また、転職すると今までと何が違うのか戸惑うはずです。 商人と魔法使いがどのように違うのか確認しておきましょう。
魔法使いに転職すると…

剣や盾は装備できない

商人と同じように指輪を装備することはできますが、武器と盾は装備することができません。 そのため防御力が低くく、ダメージを受けないような立ち回りが要求されます。 草を飲んだり、杖や巻物も商人のときと同じように使うことができます。

また、魔法使いは非力なためモンスターを叩いてもほとんどダメージを与えることができません。 殴り合いは不利なので、魔法をメインに戦うことになります。

魔法使いはハラが減らない

魔法使いはお腹が減らないという特徴があり、飢えて倒れることはありません。 この特徴を活用して、こまめにHPを回復しながらじっくり進めましょう。 ダンジョンへ入ると大きなパンを持っていますが不要です。

レベルアップで魔法を覚える

魔法使いになるとレベルが上がるごとに魔法を覚えていきます。 多くの場合は1つだけ覚えますが、2つ覚えることもあるし、1つも覚えないこともあり、一度の探索でランダムに最大30種類の魔法を覚えることが可能です。 メガンテとメラの2つだけは毎回、最初から覚えています。

覚えた魔法はHPを消費して唱えることができ、強力な魔法ほど多くのHPを消費します。 ドラクエで採用されているMPという概念はなく、HPを使って魔法を唱えるという少し変わったシステムです。 魔法を使っても満腹度が減るといったことはありません。

それと、商人と同様にダンジョンを出るとレベルが1に戻ってしまいます。 覚えた魔法も全て忘れてしまうため、次の探索では一から覚え直すことになります。 トルネコ2の魔法は全部で50種類。 どのような魔法を覚えるかは、魔法一覧・スペルブックページで解説しています。

罠やモンスターの攻撃で魔法を忘れることがある

魔法使いの嫌な特徴として、罠にかかると魔法を忘れてしまう点が挙げられます。 せっかくレベルアップして魔法を覚えたのに、罠にかかるとダメージや足止めだけではなく、ランダムで一つ魔法を忘れてしまうのです。 しかも、魔のダンジョンでは1階から罠が設置されます。

また、モンスターの攻撃でも魔法を忘れることがあります。 忘れてしまう魔法もランダムです。 例えば…

• まどわしの罠や眠りガスの罠などにかかると忘れる
• ドルイドやまどうしの魔法にかかると忘れる
• トロルやエリミネータなどから痛恨の一撃をくらうと忘れる

※ 地雷の罠や、鈍足の罠では忘れないようです。

魔法使い系のモンスターに攻撃魔法は効かない

また、草や杖、巻物などのアイテムは商人のときと同じ効果があるので、魔法使い系モンスターはアイテムを駆使して倒すこともできます。

属性のある攻撃魔法は相性がある

フレイムやようがんまじんなど炎系モンスターにメラやギラのような炎の魔法は効きません。 逆にヒャドのような氷の魔法なら2倍のダメージを与えることができます。

他にも、タホドラキーやキメラのように飛んでいるモンスターにはバギ系（風の魔法）がよく効くし、メタルライダーやメタルスライムのように金属のモンスターにはデイン系（雷の魔法）がよく効きます。 下記の出現モンスター一覧には弱点となる魔法と、耐性のある魔法も併記してあります。

ふこうのたね（不幸の種）も有効活用

商人のときは全く役に立たない「ふこうのたね（不幸の種）」も魔法使いなら使い道があります。 不幸の種を飲むとレベルが一つ下がってしまいますが、一体倒せば必ずレベルアップします。

そこで、レベルアップした直後に不幸の種を飲んで、モンスターを倒せば魔法を覚えるかもしれません。 レベルが上がらないので最大HPは増えませんが、レベルが低いほど次のレベルアップに必要な経験値も少なくて済むため、適度に不幸の種を飲むことで探索が楽になるのです。

攻略のコツ

魔法使いは魔法を覚えないと何もできません。 1階と2階に出現するモンスターは、最初から覚えているメラ一発で倒すことができます。 じっくりとレベルを上げて、できるだけたくさんの魔法を覚えましょう。 HPの回復は回復の壺を使い、薬草や弟切草はHP満タン時に飲んで、できるだけ最大HPを底上げしていきます。

1. 序盤はじっくりとレベルを上げながらアイテムを温存
2. 中盤は魔法使い系を避けながら、他の敵を倒してレベル上げ
3. 終盤（26階以降）はドッグスナイパーが怖いので階段即降り

序盤はメラやメラミ、イオやイオラ、デインをメインに戦う

• メラ系はダメージが固定で計算しやすく、消費HPも少ない
• イオ系も消費HPが少なめで、敵が2体以上いるならお得
• 離れた敵にはデインで先制攻撃（敵の名も判る）

L2ボタンによく使う魔法を装備しよう

頻繁に使う魔法は「装備」しましょう。 覚えている魔法の中から装備したいものを選んで「唱える・装備・説明」から装備を選ぶとL2ボタン一つで簡単に放てるようになります。 魔法使いはどうしてもテンポが遅くなりがちなので、L2ボタンを使うだけでプレイしやすくなるはずです。

中盤以降は補助魔法も活用して戦う

メラミやメラゾーマでも一撃で倒せないモンスターが登場する頃には、ラリホーやメダパニ、ボミオスなどを覚えていると思います。 一撃で倒せない敵にはこれらの補助魔法をかけてから倒しましょう。 攻撃を受けてHPが減るよりも、魔法を使ってHPが減る方がリスクを抑えることができます。

他にも生き残るコツ

• 1階からモンスターハウスがでることがある。メガンテが成功することを祈りましょう。
• レミーラを覚えたら毎フロア使う。（これがあると全く難易度が違います）
• メガザルは世界樹の葉と同じ効果。覚えたらすぐに使っておく。
• 回復の壺がたくさん手に入るので、薬草や弟切草は最大HPを上げるために使う。
• ゆうれいのように壁の中にいるモンスターにも魔法なら攻撃できる。
• モシャスで変身すると魔法もアイテムも使えなくなるし、モンスターからの攻撃も普通に受ける。（ヘンな期待をしても裏切られるのでみだりに使わない方がいい）

壁の角を使えば2回続けて攻撃できる

魔法は矢や杖のように、壁の角を利用すれば反撃を受けずに攻撃することが出来ます。 特に、メラ系のように射程距離の短い魔法の弱点を補うことができるのでオススメの戦法です。 メラゾーマを覚えれば、中盤までのモンスターは反撃を受けずに倒すことができます。

メガンテの成功確率は？

メガンテが成功する確率は50%と言われています。 私が実際に試してみたところ、200回中、104回成功しました。 メガンテの成功確率50%で間違いないようです。

アイテム一覧

魔のダンジョンでは草や杖をたくさん拾うことができます。 魔法使い専用ダンジョンなので剣や盾は落ちていません。 もし、盾や矢、指輪が落ちていたらミミックが化けている姿です。 巻物に化けていることもありますので注意しましょう。

また、壺は回復の壺しか拾えません。 保存の壺がないので、持ち歩けるアイテムは最大で20個まで。

杖

いかずちの杖、場所替えの杖、バーサーカーの杖、封印の杖、ふきとばしの杖、へんげの杖、もろはの杖
※ げんじゅつしを倒すと「げんじゅつしの杖」を落とすことがある

巻物

リレミトの巻物、スペルブック

壺

回復の壺

草・種

薬草、弟切草、命の草、しあわせのたね、ふこうのたね、目薬草

スペルブックは白紙の巻物のように、一度覚えたことのある魔法を書き込むことで効力を発揮します。 何度使ってもなくならないので非常に便利なアイテムです。 ただし、拾える数は多くないので、どうしても必要な魔法に絞って使いましょう。

ちなみに、エリミネータを倒したときに「エリミネータの斧」（武器）を落とすことがあります。 魔法使いは装備できませんが、会心の一撃が出やすくなる特効があるので合成のために持ち帰りましょう。

バーサーカーの杖で天敵減らし

バーサーカーの杖を振ると、モンスターは無差別に攻撃するようになります。 これを利用すれば、モンハウなどで魔法使い系モンスターを減らすことができます。

やりかたは簡単。魔法で倒せる普通のモンスターにバーサーカーの杖を振って、周りの魔法使い系モンスターを倒してもらうのです。 レベルがどんどん上がっていきますが、最大HPは増えないのでメラゾーマ一撃で倒せるモンスターなら心配ありません。 メラゾーマ一撃で倒せないモンスターなら、イオやイオラで削っておきましょう。 レベルが上がった分、経験値も多く貰えるので一石二鳥の作戦です。

未識別の杖の判別方法

魔のダンジョンでは8種類の杖を拾うことができます。 未識別の杖を拾ったら、杖を振ってみて下記の表から判断することができるでしょう。 ちなみに、げんじゅつしを倒したときに落とした杖は「げんじゅつしの杖」で確定です。

いかずちの杖

25ダメージを与えた

場所替えの杖

自分と相手の位置を入れ替えた

バーサーカーの杖

無差別に攻撃するようになった

封印の杖

特殊攻撃を封印した

ふきとばしの杖

敵を後方へ吹き飛ばし、5ダメージを与えた

へんげの杖

同フロアに出現する別モンスターに変化した

もろはの杖

トルネコのHPが半分になった（敵のHPは1になっている）

※ 杖を振っても何も変化がなければ「封印の杖」と判断できる。

出現モンスター一覧

魔のダンジョンに出現する全モンスターの一覧と、その弱点をまとめました。 リストの右側に書かれた「弱点」の魔法は2倍のダメージを与えることができ、反対に「耐性」の魔法は1ダメージしか与えられません。

また、赤字で書かれたモンスターは魔法使い系なので、攻撃魔法は効きません。 ラリホーやメダパニ、ニフラムなどの補助魔法は効くし、アイテムで対応することになります。

爆弾岩

HP

100

経験値

550

特技

自爆

弱点

氷

爆弾岩（21～25階に出現）は、HPが一桁になると自爆しますが、イオ系、ザラキーマ、ヒャダインの魔法を当てるとHPがいくら残っていても即座に自爆します。 爆弾岩と隣り合った状況でこれらの魔法を使うと爆風ダメージを受けるで注意しましょう。

要注意モンスターと対策方法

きめんどうし、まどうし、げんじゅつしなどの魔法使い系モンスターに攻撃魔法は効きません。 他にもメイジキメラやメイジももんじゃ、ホイミスライムなども魔法使い系モンスターに属しています。 それでも以下の補助魔法を覚えていれば対応することができます。

フレイム

HP

18

経験値

11

特技

炎無効

弱点

氷

フレイムやようがんまじんのような炎系のモンスターに炎の攻撃魔法は効きません。 弱点のヒャドは覚え易い魔法ですが、3階までに覚えていなければ、ギラ系やデイン系、イオ系でも対応できます。 いかずちの杖を振れば一撃で倒すことができます。

きめんどうし

HP

13

経験値

9

特技

バシルーラ

弱点

-

魔法使い系の中では最も弱いモンスターで、杖で殴ってもなんとか倒せます。 マホカンタをトルネコにかけておけば、相手は勝手に混乱するので、その間に5～6回叩けば倒せるでしょう。 魔法が揃わない序盤は強引に倒すことになるかもしれません。

メイジキメラ

HP

39

経験値

115

特技

口塞ぎ

弱点

-

メイジキメラ（13階以降）はトルネコの口（くち）を塞ぎ、魔法を唱えられないようにする特殊攻撃を持っています。 まずは、口を塞がれないように隣接しないことが大切です。 ラリホーやメダパニで時間をかせいでおいて、その間に逃げましょう。

メイジももんじゃ

HP

120

経験値

2,300

特技

口塞ぎ

弱点

-

メイジももんじゃ（26階以降）もトルネコの口を塞ぎ、魔法を唱えられないようにする特殊攻撃を持っています。 ふつうの攻撃魔法は効かないので、終盤ならザキやニフラムで消し去ることができれば理想的です。

ドッグスナイパー

HP

95

経験値

1,800

特技

倍速2回攻撃

弱点

-

26階以降に出現するドッグスナイパーは倍速移動・2回攻撃の狂犬です。 しかも矢で攻撃してくるので、通路など見通しの悪いところでは非常に危険。 魔法使いは守備力が低いので、魔のダンジョンでは最も注意すべきモンスターと言えるでしょう。

ドッグスナイパーには私も泣かされました。 しかも何度やられてます… 「ブシュン!」という固有の効果音を聞くと背筋が凍り付きます。 ドッグスナイパーが出現するフロアで、もろはの杖を振るのはちょっと待って！

メイジももんじゃやハエまどうを倒そうとして、もろはの杖を使ったところを死角からドッグスナイパーに射抜かれることがあるのです。 26階以降ではムリして倒そうとせず、HPを満タンにして保っておくことと、長居をしないことが大切です。

35階に落ちている魔法の剣を拾えれば無事に魔のダンジョンをクリアです。 次は戦士に転職して剣のダンジョンにチャレンジしましょう。