更新日 2022年12月28日
クレシダの加入条件は厳しく、タクティクスオウガリボーンでも仲間にすることが難しいキャラクターの一人です。 私も初回プレイ時には仲間にすることができませんでした。
そのときの経験をふまえて、クレシダ加入までの手順を解説していきます。
第4章以降に仲間にすることができます。 第1章と第2章の終わりでレオナールの提案を断り、第3章で「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚」へ進んでいる必要があります。
第3章でニュートラルルートの「すくいきれないもの」や、ロウルートの「欺き欺かれて」を選択している場合は加入してくれません。
他のルートへ進んだ場合は、一度クリアしてWORLD(時の巻き戻し機能)を利用しましょう。 第1章の終わりでレオナールの提案を断りバルバムッサの虐殺に反対すればカオスルートに進展します。
また、第2章の終わりでもレオナールの提案を断ると第3章のカオスルートに進むことになり、クレシダの加入条件を満たすことができます。
タクティクスオウガリボーンには“カオスフレーム”という隠しパラメーターが存在しています。 これは「民族友好度」と言い換えることができ、主にストーリー中の選択肢で上下します。
一度、ラスボスを倒してエンディングを見た後はウォーレンレポートにカオスフレームが追加されるので民族有効度を確認することができますが、一周目では確認することはできなくなっています。
クレシダはガルガスタン人のため、ガルガスタン人の有効度が低いと仲間になってくれないのです。 しかも、普通にプレイしているとガルガスタン人の有効度が下がりやすく、クレシダの加入を難しいものにしています。
ただし、一周目でも間接的にガルガスタン人の有効度を推測する方法があるので紹介しましょう。
ショップでガルガスタン人を雇用しましょう。 雇用する際にアライメントを選べるのでN(ニュートラル)にします。 クラスやエレメントは何でも構いません。
その後、編成画面で忠誠度を確認してください。 ヘルプボタン(Switch版ならマイナスボタン)を押してユニットの名前を見ると忠誠度が分かります。
N(ニュートラル)のユニットなら、
忠誠度 | コメント |
---|---|
81~100 | 方針に対し諸手をあげて~ |
61~80 | 方針をかなり好意的に~ |
41~60 | 特に不満はないようだが~ |
31~40 | 目をそらすことが多くなった~ |
21~30 | 何かを思いつめた顔を~ |
11~20 | こちらを睨んでいる~ |
0~10 | 声をかけようとしたら舌打ち~ |
上記のように忠誠度が高いと好意的なコメントが表示されます。 戦いに参加していると次第に上昇していくので、すでに仲間になっているスタメンたちは忠誠度が高くなっているはずです。
ショップで雇用した新人は、その民族の有効度を反映しているため、おおよそのカオスフレームを推測することができるのです。 そして、クレシダの加入条件をクリアするにはガルガスタン人の民族友好度が50以上必要です。
クレシダを無事に救出したのに仲間にならなかった場合は、おそらく民族友好度が足りていないことが原因です。
巷ではガルガスタン人をたくさん雇用してから演習で倒すことを繰り返すとカオスフレームが僅かに上昇するという記事を読みましたが、私が試したところダメでした。 アップデートの後でしたので、修正されたのかもしれません。
私がカオスフレームを上げた方法はガルガスタン人の有効度が上がる選択肢を選ぶ方法です。
まず、ゲームクリア後の追加機能のWORLDで第4章の頭まで戻ってバーニシア城まで進めます。 戦闘後にカチュアとの会話イベントがあるので自害してもらいましょう。 カチュア生存・死亡の選択肢
その後、王都ハイムまで進めます。 王都ハイム城城内をクリアすると作戦会議のイベントになり下記の二択になります。 カチュアが生存していると異なる作戦会議になるため、この選択肢は現れません。
この選択肢で「見て見ぬフリをするしかあるまい」を選ぶとガルガスタン人の有効度が15アップします。 私は一度クリアした後でクレシダを加入させたのでカオスフレームを見ながら進めましたが、この15アップがかなり大きく、加入条件をクリアすることができました。
次に実際のクレシダの加入手順を見ていきましょう。
ウォーレンレポートのニュース「バルマムッサの屍人たち」を読んでおくと、屍術士に関するイベントが発生するようになります。
「バルマムッサの屍人たち」を読んでからバルマムッサの町へ行ってみましょう。 マップ上の町はクリア済みの青い色で表示されていますが、僧侶オリアスの救出イベントが発生します。
オリアスは戦闘不能状態から回復すれば後は転移石で退避していくので、回復後に守ってあげる必要はありません。 敵はアンデッドばかりなのでイクソシズムを使えるユニットを2人以上は入れておいた方が良いでしょう。 敵の平均レベルは28です。
この救出イベントでオリアスは仲間になりませんがゾンビの出現には裏があると言い残します。 屍術にまつわるサイドストーリーが始まります。
バルマムッサの町を攻略後にクァドリガ砦へ行くと騎士デボルドとの闘いになります。 デボルドはゾンビ化してしますが、元々は生きた人間でオリアスの兄でした。
デボルドも仲間にしたいところですが、残念ながら倒すことしかできません。 瀕死にさせても転移石で逃げたりしないので普通に倒しましょう。 ここも敵の平均レベルは28です。
ここでやっと、クレシダの救出イベントが発生します。 マップ上の町はクリア済みの青い色で表示されていますが、いつも通りに戦闘になるのでクレシダを生かしたままクリアしましょう。
冒頭で一連の首謀者が屍術師ニバスだと判明します。 過去に倒したことのある彼の妻カサンドラや、娘モルドバ、婚約者のディダーロ、そしてかつての友人ヴァイスがアンデッドの姿で登場します。
難易度の高い救出イベントなので具体的な攻略ポイントをみていきましょう。
クレシダの救出イベントのポイントは3つ。
まず、スタート時にクレシダはマップのほぼ中央付近で戦闘不能になっていますが同時にカウントダウンも始まっています。 この3カウントが意外と速く、急いで助けに行かないと昇天してしまいます。
しかも、途中には敵もいるためカノープスなどの有翼人を救出係にして最優先で助けに行かせましょう。 祝福の聖石やキュアエキスを持たせておいてクレシダの救出だけに専念させます。
ビーストテイマーのホークマンがいれば適任です。 アイテムスリングのスキルを装備しておけば、クレシダに隣接しなくても回復してあげることができます。
また、戦闘不能から回復できても安心できません。 一度、クレシダを復活させた後にもう一度倒されると、そのまま死亡してしまうのです。 この点がこの救出イベントを難しくしています。
クレシダは積極的に攻撃したがるため敵からも狙われ続けます。 しかも、実の父ニバスも容赦なく攻撃してきます。 クレシダのスタート位置はニバスの射程圏内なので常に回復し続けてあげる必要があるのです。
このため、スタート直後から全員でマップ中央にある島に移動する作戦が有効です。 クレシダの周りにいる敵を排除しながらクレリックが回復もしてあげることができます。
島の入口は南西の橋のようなところだけなので守備力の高いユニットを立たせておけば余計な敵を足止めしておくこともできます。
クレシダを回復しつつジャマなザコ敵(ヴァイス君を含む)を倒しながら、ニバスのHPを削っていきましょう。 ニバスは瀕死にさせなくても残りのHPが1/3程度になると、いつも通り逃げていきます。
ニバスが逃げると勝利条件が「敵を殲滅せよ!」に切り替わるので、あとは落ち着いてザコ敵を倒していきましょう。 バトル後にクレシダと会話イベントになります。
救出イベントに成功すると戦闘終了後に会話シーンになります。
選択肢1を選ぶとクレシダと別れ、仲間になることはありません。 加入条件を満たしたうえで選択肢2「きみだけを裁くつもりはない。」を選ぶと仲間になるように提案する展開になります。
クレシダのセリフが、
あなたは母上たちを殺した憎い仇
だけど、父を、ニバスを倒すまで、
私はあなたへの憎しみを忘れることにするわ
という流れになれば加入します。
クレシダのセリフが、
あなたは母上たちを殺した憎い仇
協力することなどできない
という流れになったら、おそらくガルガスタン人の有効度が足りていません。
「母上たちを殺した憎い仇」と言われますが、港町ゴリアテの戦闘で母カサンドラや姉モルドバを倒してしまっても問題ありません。
カサンドラやモルドバはストーリーの進行上、すでに倒していて、港町ゴリアテに出現したのはニバスが召喚したアンデッドです。
さらに言えば姉の婚約者ディダーロも倒してしまって大丈夫です。 被害妄想男子のヴァイス君も気持ち良~く成仏させてあげましょう。
クレシダの加入には一周目では見ることができないガルガスタン人の有効度やカウントダウンなどの制限があり、タクティクスオウガリボーンの中でも一二を争う難しい条件が揃っていました。
ただ、クレシダのステータスは高く、レギュラーメンバーになれる素質があるので苦労に見合う戦力になってくれるはずです。 カオスルートへ進むなら仲間にしてはどうでしょう。